
2022年度
第66代理事長 鈴木 亮平
勤務先:有限会社富士写真工房
LOM歴 | 出向歴 | |
---|---|---|
2008年 | 入会 | |
2009年 | JC運動発信委員会 幹事 | 福島ブロック アカデミー委員会 委員 |
2010年 | 会員委員会 委員 | |
2011年 | 渉外広報委員会 委員 | |
2012年 | 総務広報委員会 委員 | 福島ブロック 組織連携委員会 委員 |
2013年 | 地域の誇り醸成委員会 委員 | |
2014年 | 地域開発委員会 委員 | |
2015年 | 全城特別会議 委員 | |
2016年 | 青少年委員会 委員 | |
2017年 | 地域開発委員会 委員 | |
2018年 | 地域委員会 委員 | |
2019年 | ひと・まち委員会 副委員長 | 福島ブロック ふくしまの未来創造委員会 総括幹事 |
2020年 | 事務局長 | 福島ブロック 総務委員会 委員 |
2021年 | 副理事長 | 福島ブロック 総務委員会 幹事 |
笑顔の想像から創造へ
~地域の心を豊かに~
【はじめに】
会津青年会議所は、戦後間もない昭和26年に31名の青年により全国で24番目に福島県初の青年会議所として設立されました。これまで多くの諸先輩方が「明るい豊かな社会」のためにとたゆまぬ努力の中突き進んできた結果、今の私たちの活動の基盤が醸成され、さらには地域を豊かにする支えとなる土壌を築いてこられました。
そして昨年度創立70周年を迎え、これまで会津青年会議所運動を支えてくださった諸先輩や、行政・各種団体、地域住民の協力、理解に感謝し、新たな未来へと進んでいきます。
昨今、猛威を振るう新型コロナウイルス感染症によって時代は大きく変わりつつあります。「新日本の再建は我々青年の仕事である」と宣言し、東京にて青年会議所運動が始まり、いつの時代も青年が道を切り開いてきました。その脈々と受け継がれる高い志を時代に合わせ青年会議所としての真価を地域に向け発信しなければなりません。
だからこそ私たちは「明るい豊かな社会」のため、歩みを止めることなく、これまでの経験を活かし地域のリーダーたる気概をもって地域課題に取り組み、その先にある笑顔の想像から創造を目指し青年会議所運動に邁進していきます。
【笑顔を共有する会員の拡大】
近年全国的に青年会議所の会員数は減少傾向にあり、会津青年会議所においても例外ではなく大きな課題として挙げられます。会員拡大とは、永続的に組織を存続させるための不変的な活動だけではなく、どれだけ私たちの想いや志が同じ青年世代に伝播しているかという指針でもあると思います。青年会議所には多種多様な業種、魅力ある人財、そして地域を想う志を持った青年たちが集っています。その魅力ある団体であることに自分たちが誇りを持ち、会員一丸となり運動・活動を発信していけば、必ず同じ想いや志を持った青年を惹きつけると考えます。一人でも多くの笑顔を共有する仲間を迎い入れ、会津の未来を創造していきます。
【魅力を発信】
私たちが活動の中心としている会津地方は四季折々の姿を見せる自然や今なお受け継がれる伝統産業、そして鶴ヶ城を中心とした史跡や歴史など数多くの魅力に溢れています。これまで行ってきた私たちの運動・活動も魅力のひとつだと思います。
SNSの浸透によって誰もが発信者となり魅力や情報を届けられる時代へと変わり、低コストで組織の紹介や事業内容を広く周知することが可能となりました。私たちの運動、活動を発信することで地域に届け、浸透させることで繋がりを持ち、地域住民と共に協力し運動を展開する会津青年会議所が、地域において頼られ、求められる団体に成長すると考えます。
【地域課題に立ち向かう】
地方都市は少子高齢化、人口減少、地域経済の縮小などの様々な地域課題を抱える中、昨今の新型コロナウイルス感染症により、経済の低迷、人々の生活の変化、さらには私たちの心にまで影響を及ぼしており、先の見えない状況となっております。このような時代だからこそ私たち青年が先頭に立ち、青年会議所で培われた精神で地域課題に真摯に取り組まなければなりません。
特に私たちは青年会議所の一会員であると同時に地域の青年経済人であり、一人ひとり、他者との繋がりの中で見えてくる地域課題に直面しております。一人では解決出来ない事も青年会議所運動を通して向き合っていくことができるのです。
また、会津には同じ目的を持った青年他団体があり、持続可能なまちづくりをしていくためにも他団体との連携は重要であり、2020年代運動指針で掲げた「独自性のある会津」の実現に向け、私たちは地域住民の皆様が笑顔でいられるような「明るい豊かな社会」に向け邁進していきます。
【郷土愛溢れた人財育成】
会津の未来を担う人財を育てることは会津青年会議所の使命でもあります。会津において少子高齢化、若者の流出などの問題を抱える中、子どもたちが生まれ育ったまちに魅力を感じなければ、問題は加速し、持続可能なまちづくりを実現することはできません。自分たちのまちは自分たちの手で良くしていこうとする想いを育んでいくことが、これからの会津の未来を創造するためには必要不可欠であると考えます。そのためには会津の自然・文化・歴史さまざまな魅力に触れる機会の創出に取り組み、子どもたちに郷土愛を醸成し、会津を誇りに思う人財の育成をすることです。
持続可能なまちづくりを実現していくためにも、学校でも家庭でもなく私たち青年会議所だからできる事業を通して、子どもたちの成長を間近で感じ、次代に私たちの想いを繋げていきます。
【効率的な組織の構築】
近年、少人数で組織運営をする私たちには、家庭や仕事と多忙の中で行う青年会議所活動において、限りある時間を有効活用するためにも組織運営の効率化が求められています。作業の効率化を図ることで、時間と心に余裕が生まれ、会員間に助け合う心が育まれてきます。
また効率的な組織運営のために、会員への情報周知方法や委員会ごとの資料や備品の整理を行い、円滑に活動を取り組める体制を築きます。問題解決を先延ばしにせず、変えるべきところは変えていき時代に取り残される組織にしないためにも、熟考を重ね、より良い運動・活動ができる組織運営にしていきます。
【人との出会いは人生を変える】
青年会議所には出向という機会があります。出向は、福島、東北、全国と同じ志を持った仲間と出会える場所であり、自分自身のネットワークを広げることで、個人の成長へと繋がり、ひいては組織の成長にも繋がります。それこそが青年会議所の強みでもあります。
また、私たち会津青年会議所は昭和56年にむつ青年会議所、平成9年に函館青年会議所と姉妹締結をしており、歴史、文化、ひと、まちなど様々な交流を通じ関係性を構築してきました。人との出会いは学びであり、見識を深め、自己成長の柱を担います。しかし、日々の活動において、こなすことが目的になっていては成長できません。だからこそ妥協することなく積極的に行動し、人との出会いを通じて自己成長を目指しましょう。
【最後に】
私たち会津青年会議所は昨年創立70年を迎え、受け継がれてきた思いと新たな思いを胸に5年、10年後を見据え更なる一歩を歩み始めています。
本年度のスローガンは「笑顔の想像から創造へ~地域の心を豊かに~」です。目の前にいる人たちを笑顔にできなければ、より良いまちを創造する事はできません。まちの人たちの笑顔を想像し、笑顔を届けられれば、笑顔は連鎖し、周囲を明るくしていくことと確信しています。だからこそ誰のために何のために私たちは運動・活動をしているのかもう一度見つめ直し、行動していくことが重要となります。20歳から40歳までの限られた時間の中で、青年たちが本気で行動すればきっと未来は明るいものになります。
一つひとつの積み重ねが「明るい豊かな社会」への一歩だと信じ、会津青年会議所は希望をもたらす変革の起点として、まちに笑顔を届け、心豊かで持続可能な地域を創る団体として会員一同邁進していきます。
地域課題に取り組み
持続可能なまちづくりを
未来は一つひとつの積み重ね
<基本方針及び事業計画>
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会津青年会議所全体として取り組む事業
- 会員拡大
- 地域に魅力を発信
- 創立70周年記念事業の継続
- 公益社団法人日本青年会議所及び東北地区協議会 福島ブロック協議会への積極的な参加、支援
- 姉妹青年会議所との交流
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会津青年会議所が委員会を通して取り組む事業
- 地域課題に取り組む事業
- 青少年に郷土愛を育む事業
- 組織の効率化を図る事業
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会津青年会議所が行政、他団体と協力して行う事業
- 会津絵ろうそくまつり
- わんぱく相撲
<委員会構成>
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事務局
- 会員拡大
- 渉外
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地域委員会
- 地域課題に取り組む事業
- 絵ろうそくまつり
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青少年委員会
- 青少年に郷土愛を育む事業
- わんぱく相撲大会
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総務委員会
- 総務、広報、財務
- 総会、理事会など諸会議の運営
- 会員に関する資料の管理